新型コロナワクチンについて

3月 13, 2021

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こんにちは。医療者です。
今回のブログは、ついに今月から接種が始まる、世界初の技術にて完成した「新型コロナワクチン」について書きます。

~ 目 次 ~

1.ワクチンはどうやって作られるのか?

2.世界初のワクチン「mRNAワクチン」とは?

3.そもそも効果あるの?副作用とかどうなの?

4.最後に「医療者さんは接種するの?」

1.ワクチンはどうやって作られるのか?
 ワクチンの開発には、5段階の工程があります(ざっくり書きます)。


Ⅰ基礎研究(ワクチン候補となる物質を決める)
Ⅱ前臨床研究(動物実験)
Ⅲ臨床研究(実際に人間に投与します。第1~第3相までの工程があります)
Ⅳ承認
Ⅴ製造

 ちなみにこの工程がすべて終了し、実際に投与開始が始まるまで、10年から15年かかります。しかし、新型コロナワクチンについては、開発から1年足らずで投与開始になっています。技術の進歩であるこは間違いないですが、長期的な評価は全くできていないことになります。

 

2.世界初のワクチン「mRNAワクチン」とは?
 新型コロナワクチンは、第1章で述べたワクチン3種類に該当しません。新型コロナワクチンは世界初の技術で作られた「mRNAワクチン」です。mとはメッセンジャーの頭文字からきています。このワクチンが働く説明をざっくり簡単に書きますと・・・悪いRNAウィルスが身体に入ると、細胞膜にあるスパイラルタンパク質に付きます。付着すると融合して、悪いRNAウィルスの設計図に書き換えます。そしてそれを次から次へと繰り返します。なら、この設計図の悪い所だけ無くしたRNAを作って、人工的に作り上げた優しいRNAに体内の細胞膜を書き換えれば、抗体ができるのでは!?としたのが今回のmRNAワクチンです(本当に医療従事者なのかってくらいザックリですいません)。しかし、技術的には凄い進歩であり、今後ワクチン以外の医療発展にも使われていく技術であることは、間違いありません。

3.そもそも効果はあるの?副作用とかどうなの?

 ファイザー製薬の新型コロナワクチン、有効率90%越え!ワクチンが開発され、よく聞く言葉であります。しかし、有効率についてあまり詳しくない方が見ると、「ワクチン接種したら、90%以上罹らなくなるの!?」と思いがちですが、実際は違います。有効率とは、ワクチン接種群と、ワクチンを接種していない群(プラセボ群)において、発症した人数をどれだけ抑えられたかを%にしたものであります。例を出すと、ファイザーの治験対象は約43000人。これをワクチン接種群21500人、プラセボ群21500人に分ける(具体的な数字は出ていないため、ここでは半々とします)。そして、ワクチン接種群からは8人の感染者、プラセボ群からは170人の感染者が確認されました。ここから有効率の計算をすると、1-8÷170=0.95。%に換算すると95%であり、これが有効率であります。つまり罹らないわけではなく、接種することで170人から8人に抑えられるということ。しかし、コロナウィルスは無症状の割合が多く、この治験はあくまでも症状があった方のみなので、実際に無症状の陽性者が、ワクチンを接種することで無症状の陰性者になったかは定かではありません。ちなみに、両群の感染しない確率は、ワクチン群99.9%、プラセボ群99.2%と、どちらもあまり変わりありません
 副作用において、腕の腫れ、痛みが主であり、アメリカでは20万に1人くらいアレルギー反応を起こすそうです。副作用の割合については、以下の画像を参考にしてください。

 しかし、接種後副作用が起きなくても、それはあくまでも起きていないだけであり、長期的な評価は、世界初なためデータが全くない状況です。ワクチンにおいても、mRNAにおいても、まだまだ未知な事が多いのが事実であり、世界中の方に接種しながら、安全性をや有効性を確認している。というのが、現状です。ちなみに16歳未満、妊婦、授乳中の方への接種による影響はデータがなく、日本では16歳未満、妊婦の方への努力義務は除外対象となりました。

4.最後に「医療者さんは接種するの?」

 結論から申し上げますと、私はワクチンを「接種しません」。理由としては

・私自身、高齢でない、基礎疾患もないことから、高リスク帯ではない
・長期的な評価ができていないため、どのような副作用がおきるかわからない
・接種しなくてはいけないようなウィルスではない。

が理由です。また、新型コロナウィルスに罹っても、多くの方は無症状であり、体の免疫力で抑えられる方がほとんどであるようなウィルスに対して、わざわざワクチンを接種する有効性も感じられません。

 ワクチンの接種は「任意です」。ですので、ワクチンを接種される方、接種しない方、どちらの方も私は、否定しません。しかし、強制や圧力をかけて希望させる行為は、絶対にしてはなりません。ですが私は医療従事者である立場から、患者を守るためには当然だと圧力をかけられたのも事実です。しかし、ワクチンを接種するのは貴方です。他人のためを思い接種する、医療従事者としての使命として接種する、全て自由ですが、しっかり納得した上で、必ず接種してください。後から何かあった場合、必ず後悔します。一度接種すると発言しても、後から拒否することも可能です。何度もいいますが、ワクチン接種は「任意です」。もし今悩まれている方がいましたら、私のブログなり、他の方が発信されている情報を集めて、良い面、悪い面を見て、しっかりと考えてみてください。質問でも相談でも、何でもTwitterでのコメントやDMして頂いても構いません。答えられる事であるならば、何でもお答えします。貴方にとって後悔のない選択を。

 

 

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