どんなウィルスや病気にも負けない身体作り~免疫力を高める~

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こんにちは。医療者です。

コロナ禍の中で、新しい生活様式だったり、マスクを常にしたり、ワクチン接種だったり・・・
色々、効果があるないなんて話をよく聞いて、ぶっちゃけ何したら正解なのかよくわからない方。

これさえとりあえず行えばいいです。これはいつからでもできますし、身体に危険な物だったり、そんなもの一切使いません。


それは免疫力を高めることです。

今回は、免疫力とはから、その免疫力を高めるには何したら良いの?と予防医学にも触れていきたいと思います。

 

 

1.免疫力について

 

まず、免疫力とはなんぞや?と言いますと

「細菌やウィルスなど(病原体)、身体にとって異物と認識されるものが侵入してきたときに、抵抗してうちかつ能力」です。

つまり、自然に備わった防御システムです。自然免疫ともいいます。

そして、一度罹ったことのあるウィルスなどが再度侵入してきた場合、人間はそのウィルスの攻略方法を覚えていて、すぐ攻撃し抵抗できます。これを、獲得免疫といいます(ワクチンもこのシステム)。

もし、免疫力というものがなければ、すぐ病気になります。もしかしたら、人類は今存在していないかもしれません。それだけ免疫力というのは大切であり、このシステムは15歳までに完成し、20歳を超えると少しずつ落ちていきます。

なら、若い間は無敵じゃないか😎
歳を重ねると、もう免疫力落ちるだけで、太刀打ちできないのか😭

そんなことは、ありません。

若くても免疫力を下げる行動していたら、風邪にかかりやすくなったり、歳を重ねても免疫力を高めることはできます。それを第2章で説明します。

 

 

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2.免疫力を高めるには

 

①適度な運動
②体を温める
③ストレスからの解放
④適切な睡眠
⑤栄養ある食事

代表的なのは、この5つです。では、解説します。

 

①適度な運動

適度な運動とは、30分から60分程度のジョギングであったり、ウォーキングなどです。また、運動をすることにより、IgA抗体(めちゃくちゃ大事)というウィルスなどを排除することがしてくれる抗体が増えます。それにより免疫力が高まります。

では、何故「適度」なのでしょうか。

それは、激しい運動の場合、まずIgAの分泌が低下します。また、ストレスホルモンと言われるものが多く分泌されることにより、免疫機能が抑制されてしまいます。

これを専門用語で「オープンウィンドウ」と呼ばれており、トップアスリートが大会後などに風邪をひきやすいと言われているのも、この現象の1つです。

ちなみにIgA抗体とは、侵入してきた病原体にくっついて、無力化するよう働く免疫物質です。タンパク質でできており、免疫グロブリンとも呼ばれています。

このIgAがこれからもどんどん出てくるので、覚えていて下さい。
では本題に戻ります。

 

②体を温める

体温が1℃下がると、免疫力が30~40%下がると言われています。めんどくさくて、ついシャワーですませるところを、ちょっとお湯をためてお風呂につかるのも効果的です。

 

③ストレスからの解放

強いストレスを受けると、先程でてきたIgAの分泌が低下します。仕事でのストレス、受験でのストレスなど、現代はストレス社会と言われるほど、ストレスがかかります。

ストレスとうまく向き合う、解消方法を自分でみつけておくことも、免疫力を高めることにも繋がります。そんな方法わかんないよ!って方は、とりあえず笑ってみましょう。
笑うことでストレスホルモンが減ることがわかっており、免疫細胞という免疫にかかわる細胞も増加すると言われています。

 

④適切な睡眠

睡眠時間が6時間以下、更に短ければ短いほど、IgAの分泌量が低下します。また、睡眠の質が低下するほど、IgAの分泌量も低下すると言われています。

睡眠不足は、記憶力の低下や、頭の回転も低下したり、いいことありません。つい休みの前の日など、夜更かししてしまいがちですが、睡眠は本当に大切なので、朝活をオススメします(私はめちゃくちゃ夜型なので、偉そうには言えません🙇)。

 

⑤栄養ある食事

栄養は本当に生きていくうえで物凄い大切なことです。ここでは、代表的な3つを紹介します。

Ⅰ.タンパク質をとる
免疫細胞などの主要な成分はタンパク質です。最近、筋トレブームでよく耳にしますが、タンパク質って以外と不足してる方多いです。目安は体重と同じ数字を接種することです。例えば60kgの方で、60gです。

Ⅱ.抗酸化作用(ビタミンA・C・E)
活性酵素は老化や喫煙や紫外線、様座な物質への暴露などによって対何に増えて、免疫能力の低下をもたらすと言われています。体内の抗酸化作用は、30代以降低下します。ビタミン類を積極的にとることで補え、免疫力アップの助けになります。

ビタミンA:レバー、豚、緑黄色野菜など。皮膚や粘膜を丈夫にする作用があります。

ビタミンC:緑黄色野菜、果物、芋類。白血球のはたらきを強化します。ストレスにより多く消費されてしまいます。

ビタミンE:魚介類、ナッツ類など。過酸化脂質の生成を抑え、細胞の老化を防止します。

Ⅲ.腸内環境を整える発酵食品や食物繊維

発酵食品(ヨーグルト、納豆、みそなど)や食物繊維をうまくとりましょう。

ちなみに、細胞免疫の60~70%は腸内(腸管)にいると言われているので、腸内環境を整えることも、免疫を高めるうえでは大切です。

 

3.まとめ

 

いかかでしたでしょうか?

以上の内容を、完璧にできている方は、免疫力最強の無敵ボディです。是非、このまま継続して頂けたらと思います。

また、この中でできていない事がある方は、1つずつでも良いので、実践してみましょう。風邪になる前に、行うことに意味があります。

アルコール量が多い方も、免疫力低下に繋がるので気を付けましょう。

それでは、良き免疫力UP生活を送りましょう😊

 

 

 

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