マスクに感染予防の効果はあるのか?

5月 10, 2021

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こんにちは。医療者です。

今回は以前にも書きましたが、改めてマスクの効果はいかに。と思い調べてきました。
昨日ダメなことが、明日には良いことになっている事も多い世の中です。

この新型コロナウィルスが流行してから、多く語られてきたマスク理論。
私は、症状がある、密集場所に行く、マスクがないとどうしても入れない場所でしかマスクをしません。

その考えが、今でも間違っていないのか。
それを改めて考えていきたいと思います。

そして出た答えは、やはり常時どこでもマスクをするのは間違っているです。

では、書いていきたいと思います。

 

目次

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1.インフルエンザでのマスクは有効なのか

一般的なサージカルマスクの隙間は5μm程度であります。
飛沫は約5μmとされています。
ウィルスは、0.02~0.2μm程度とされています。

この数値だけでもわかるように、マスクはウィルスを防ぐことはできません。
よくしないよりはマシ。とも聞きますが、イメージとしてはザルで水をすくう感じです。

無意味なのがよくわかります。

新型コロナウィルスでのマスク論争の前に、毎年何千万人も感染者を出していた、同じ飛沫感染であるインフルエンザにおいて、マスクは有効なのか調べてみました。

日常的なマスク着用による感染予防効果について
https://www.yoshida-pharm.com/2018/letter128/

この論文によりますと、インフルエンザ発症者が家庭内感染をマスク着用で防げるかというもの。

その結果は、マスク着用群で16.2%、マスク非着用群で15.8%と差は見られませんでした。

また、医療従事者を対象にマスク着用の有無による調査もしています。
医療従事者のマスクは、医療用のサージカルマスクとしています。

結果は、マスク着用群は頭痛や気分が悪いと感じる傾向が示されました(これは最近マスク着用の弊害として言われています)。

風邪症状の重症度に有意な差はなく、症状があった場合の平均日数も両者に有意な差は認められませんでした。

ちなみに医療現場で使われる最強のN95マスク。私もこれ着ければ無敵と思ってましたし、授業でもそう習いました。

だから、N95マスク最強って思っている医療従事者も多いような・・・

でもこの実験では、N95でもサージカルマスクでも感染予防効果に差はありません

絶対的なN95マスクとは・・・。やはり、信じ込みはいけないですね。

この論文、面白いので全部紹介したいのですが、文字数めちゃくちゃ増えるので、ここからはまとめます。

マスク着用に手指消毒を加えると、予防効果はあります。
有症状者がマスクをする場合でも、それは極めて人が密集する場である。

健常者はつける必要はなし。しかし、家庭内で看病する場合、直接飛沫が口に入るほどの近い距離の場合は、マスクをする価値はあり。

基本的な感染経路は、飛沫、接触感染だが、閉塞した空間では、5μm以下の飛沫よりも小さな浮遊粒子(エアロゾル)によって感染が起きる可能性が示唆された。

最後にマスク単独での明確なエビデンスはないとしており、手指消毒との組み合わせ、必要な場面ではマスクをする価値はあるとしています。

 

マスクをつけてもインフルエンザ感染を防げない理由

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68435

その他にも、免疫学の先生もマスクでは防げないと言われています。

この中でも予防効果はかなり低いとされており、仮に飛沫の中にウィルスが含まれていても、日常的に感染者から直接浴びることは少ない。

マスク内での保湿によりウィルスの活性が低くなるともいわれていますが、その効果もどの程度なのかわかっていません。

これはインフルエンザでの実験であって、新型コロナウィルスはまた別だから意味がない。
なんて言われそうですが、新型コロナウィルスも同じ飛沫感染、接触感染のウィルスです。

症状や感染力の違いはあるかもしれませんが、基本的には同じ感染経路であるため、インフルエンザでの実験結果は新型コロナウィルスにも置き換えることができます。

このことから、マスクでは感染予防にならないと言えます。

 

2.マスクで飛沫拡散を防げるのか

次の内容は、無症状でもマスクする意味を考えます。

よく聞くのが、「マスクは感染防止ではなく、感染拡大を防ぐもの」。
だから、無症状が主な症状である新型コロナウィルスでは、皆マスクをする必要がある。

無症状が主な症状って、文字に起こすと中々なパワーワードですが・・・

マスク別における、飛沫の漏れ具合を研究された記事を見つけました。

驚愕の結果アベノマスク、中華マスク、お洒落マスクの効果を測定してみた
https://president.jp/articles/-/35615?page=2

ウレタンと布マスクは、くしゃみをした場合、前方に飛沫が飛んでいます。
不織布マスクでは前方には飛ばないものの、上下左右から飛沫が漏れています。

ちなみに一般人がどんなにフィルターの性能が高いマスクを付けても「漏れ率100%」となることが多いとも書かれています。

布マスクの漏れ率は100%。ちなみに手でマスクの周囲を抑えても89%漏れます

一見顔にフィットしてそうなウレタンマスクも漏れ率100

不織布マスクもなんと!実は漏れ率100%であり、隙間が無いようしっかりつけることで51.58%の漏れ率となるそうです。

ただし、中国製の安い不織布マスクは、頑張ってつけても81.4%と漏れ率までしか下げれないです。

これらの実験からわかるように、「他人に感染させないため」としてつけていたマスクは、目的を果たしていない可能性が高いです。

この研究をした教授は最後にこう述べています。

「マスクは命を守るアイテムにもなるし、奪うアイテムにもなり得ます。例えば、使用済みのマスクの表面を安易に触ったり、マスクの性能を過信してリスクの高い場所に行ったりするべきではありません。これからの季節は、マスクの装着が熱中症のリスクを高めます。こまめな水分・塩分の補給や、クーラーで温度の管理などに注意して下さい」

つまり、マスクしていれば大丈夫!というのは逆に過信を生み、感染リスクを高める可能性があります
街中でもマスクしている方沢山目にしますが、正しく着用できている方って、結構少ないです。
つい職業病ではありませんが、目につきます。笑

鼻がずっと出てたり、裏表逆であったり・・・
着けることに意味があって、する効果への意味は気にしないのかなって思います。

また、これからの時期、マスク茶教による熱中症には気を付ける必要があります。

以上の理由からは、健常者によるマスク着用は不要だと言えます。

 



3.最新の新型コロナウィルスにおけるマスクの研究について

最近の新型コロナウィルスの感染対策として、衝撃の論文と言えばこれでしょう。

「ソーシャルディスタンスは効果ゼロ」の根拠 MITが衝撃の論文発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9d87cfeff7cd1eb168437bce813f79ea7580338

なんとソーシャルディスタンスは効果がない!
しかもマスクを着けても効果はゼロに近い・・・。

おい、マジかよ。俺らのマスク生活に費やした時間返してくれよ・・・

筆者は基本マスクしないのであれですが、毎日していた方にはなんとも信じがたい論文だったかと思います。

原因は「エアロゾル」による空気感染。

ここでも出ましたね、「エアロゾル」。
エアロゾルとは、詳しい定義等がないため、簡単に書きますと霧やミスト、粉塵や煙のような細かな細かな微粒子です。

これを吸うことによって感染すると書かれています。
ちなみにエアロゾルは、マスクの隙間からも侵入してきます。

ちなみに、換気率が高い施設であると安全性が上がるとのこと。
また、会話や歌や密集地帯は注意としています。

そして、アメリカの疾病管理予防センターCDCは、2021年5月7日ガイドラインに「エアロゾル粒子での感染」を新たに記載しました。

これ実は9月に一度ガイドラインに載せたのですが、削除されています。
つまり、正式にCDCは新型コロナウィルスの感染経路として、「エアロゾル粒子による感染」を認めたのです。

これが何を示すか。

これまでの内容を読んで頂いた方は、なんとなくお気づきでしょう。

飛沫よりも小さなエアロゾル。マスクは感染予防も、拡散予防にも効果がないということになります。

いやいやそれでも・・・。それでもマスクには効果がある。あるんだよ・・・。

新型コロナウィルスが世界中に流行して、一年以上。
諸外国の中には、マスク義務国がでてきました。
フランス、ドイツ、イタリア・・・

本当にマスクによる感染拡大の効果があるのならば、マスク任意国に対して、感染者数や死亡者数に目に見えて差があるはずです。

データはこちら、ドンっ!

表1 国別感染者数推移
表2 国別死亡者数推移

※スウェーデンが見づらいですが、スウェーデンは青色の線です。あと感染者数が2月までですが、5月現在でも順位変わらずでした(すいません)。

もし、仮にマスクに絶対的な効果があり、感染抑制のファクターだとするならば、マスク義務国である何か国かは、任意国に比べてグラフが右肩下がり、ないしは増えないはずです。
しかし、増える時はどの国も増えています。マスク義務国でも右肩下がりはありません。

むしろ、死亡者数においては、マスク任意である4か国中3か国が、少ない結果となっています。

これでもマスクによる効果を期待しますか?

私は、これらのデータより、マスクは感染予防効果、感染抑制効果は無いと考えます。

 

4.最後に言いたいこと

今回少し長めになりましたが、まとめますと

・インフルエンザ流行時においても、マスク単独での感染予防効果は認められていない。
・不織布マスクであっても、マスクは隙間から飛沫がかなり漏れている。
・他人を感染させないためにも、効果をもたらさない。
・最近の研究でエアロゾル吸入による感染が考えられ、ソーシャルディスタンスもマスクも効果ない
・マスク義務国でも、マスク任意国でもあまり感染者数の推移に差はなく、むしろ任意国の方が死亡者が少ない

以上のことから、私は変わらずマスク着用による効果は無いと考えます。
しかし、他の研究結果でもありましたが、換気が不十分な場所、症状がある場合に、飛沫が直接飛びそうな場面ではマスクをする価値はありそうです。

確かに、カラオケなどの大きな声を出す場所は、日本でも言われてるように、リスクが高い可能性も示唆されました。

以前からの考えから変わることはありませんでしたが、リスクの高い場所では、マスクに加え手指消毒をするのは効果ありということでしょう。

マスクを着用しないと言うと、よく皆がすることの逆をしているだけとか、他人が感染しても良いのかと言われます。
でもこれ、マスクを日常的に着用していない方はそんなこと考えたこともないと思います。

皆がしないからしないわけでもないし、他人を感染させたいからしないわけでもありません。

マスクを日常的にする必要は無いと考え、納得できないからしない方もいるでしょう。
身体的な理由があり、できない方もいます。

自分の価値観は、全ての人に当てはまりません。そこには色々な個人の背景や事情があるのです。
それを理解すべきであり、自分はしているのに他人がしないことに怒るのは、個人の主張を押し付けているだけです。

また、他人の目を気にして付けている、仕事上やむを得ない。このような方も多くいます。
Twitterでもよくコメント頂きます。

しかし、最近ではマスクの義務化の話も聞きます。ですが、日本のマスク着用率は義務国並み、それ以上です。
その数%が今の現状をもたらしている。

果たして本当にそう言えるのでしょうか。
私は、逆にマスクが期待するほどの効果がない証拠であると思います。

それらの問題等も含め、諸外国で行っているような検証であったり、実際の現実でどうなのかなどの実験を国はすべきです。

あまりにも、科学的根拠がない対策ばかりです。

現在、多くの人の自由や尊厳が奪われています。

今に悩み、今に苦しむ人が早く解放され、マスクを必要としない世界に戻るよう願っています。

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