緊急事態宣言発令を考える~広島県よ聞け~

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こんにちは。医療者です。

この度、緊急事態宣言が発令されました。そして私が住む広島県も5月16日に対象地域となりました。現在、広島県は医療ステージⅣとなっており、医療は逼迫している状況となっています。

だが、私は言いたい。

「本当に、緊急事態なのか?」と。

広島県以外の県でも該当することもあると思うので、よかったらお読み頂けたらと思います。

 

 

目次

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1. 何故広島県は、新規陽性者数が増加したのか?

結論から、申し上げます。

 

「PCR検査数の爆増が原因」です。

 

広島県は(他県もそうですが)、今日の新規陽性者数は何日連続の200人超え!とか、過去最多の新規陽性者数!とか、重症者数過去最多!と連日報道しています。
ですが、その裏で実は「PCR検査数も過去最多」なんですね。

 

グラフはこちら。


図1 1日あたりの検査数

 


図2 1日あたりの新規陽性者数

 

グラフを見ると一目瞭然。検査数を急増させたあたりから、新規陽性者数も急増しています。
何故こんなにも検査数が増えているのか。広島県は検査を拡大し、無症状を対象とした早期発見に重点を置いているからです。

以前も広島市民を対象に80万人対象にPCR検査を実施しようとしたくらいですから・・・。

ですが、費用対効果に見合わない、有病率であったり、検査数を増やしたところで陽性者数を抑えられるエビデンスは無い等の理由から、一部地域に限定して行っていました。
しかし、どうしてか検査数は軒並み増えています。そして、次の手をうちます。

 

「10名以上の企業を対象に、PCR検査キットをばら撒く」

 

やめてくれーって、心の中で叫びました。今までは、検査は気になる方が個人的にするものだったわけじゃないですか。
企業側に申請権を持たせるってことは、すなわち企業側から検査しろと言える。

検査自体は、本人の意思が尊重されるので断れます。でも企業側に圧力をかけられて、上手く断ることができるでしょうか。

私は、このやり方は人権侵害にも大きくかかわる手段だと思います。まぁある理由で即刻中止となりました。

それは・・・

 

「ベッド数が足りない」です。

 

え?そんな初歩的なこと?と思われた方いたかもしれません。ですが、80万件PCR検査の時にこう述べています。

 

「1日100人くらいの新規陽性者ならなんとかなるよ」

 

200人は想定してなかったみたいです(うなアホな)。私個人としても意見書を送りました。
検査をいくら増やして、陽性者を見つけたところで、ベッドは有限なのだから、今のままでは収容は無理と考えますが、ベッドの確保の目途はありますか?と。

未だに返事はございません。まぁそれは置いておいて。

結局、話を整理すると

 

潜伏している無症状の陽性者を早期発見して隔離したい。

検査むちゃくちゃ増やすぞ。

陽性者むちゃくちゃ増えたぞ。

緊急事態宣言だ!です。

 

私は単に自爆したようにしか見えませんが、いかかでしょうか?

陽性率の推移も提示しておきます。


図3 陽性率(7日間移動平均)

陽性率は若干増えていますが、頭打ち状態です。陽性率からも検査数は充分であると言えます(5%以下が目標値と言われている)。
つまり、他の県でも陽性者数は増加傾向にある中、今回広島県の感染者増加の主原因は、「検査数の増加によるもの」だと私は考えます。

でも、これだけ増えているんだから、恐ろしいのには変わりない!と言われるかたもいるでしょう。
変異株が脅威だと言われるかたもいるでしょう。
ですが、これが国をも揺るがす緊急事態といえるでしょうか?


図4 広島県の死亡者数 推移

もう何カ月も亡くなった方いないのです(5月19日1人お亡くなりになりました)。
これが、本当に脅威なウィルスであり、パンデミックが起きているのならば、必ず陽性者数増加に伴い、死亡者数も増えるはずです。
ですが、増えていないのが現実なのです。

なぜか?

過去何回も書いてきましたが、新型コロナウィルスは弱毒性の一種の風邪のウィルスであり、指定感染症第1類相当に位置づけするほどの、脅威ではないのです。
連日の報道や何名死亡であったりとか、不安になる気持ちもわかります。

ですが、現実を見てください。必要以上に不安になることなんてないのです。

次は、緊急事態宣言の要件についてです。もう少しお付き合いくださいませ。

 

2.広島県の緊急事態宣言における要件とは

とりあえず、内容については、広島県のHPから。

まぁどこの県も似たようなものかと思います。

以前は、アルコールの提供が19から20時まででしたが、今回は提供すら許さないとしています。
でもこれ、科学的根拠全くないんですよね。

多分、前回の緊急事態宣言において、アルコールの提供時間を短くしたことによる陽性者数への影響も検証していないと思われます。

ちなみに広島県は前回、緊急事態宣言対象地域とはなりませんでしたが、飲食店の時短営業してました。
その後2月に解除されるのですが、本当に飲食店に原因があるのならば、リバウンドするはずなんですよね。

 

だって、新型コロナウィルスが無くなったわけではないから。

 

でもその後、集中検査実施とかして検査数をちょっとずつ増やしても、感染者数が今回のように急増することはなかったわけで。
なのに、増えたら飲食店等の営業時間短縮。しかも前回より厳しく・・・。

このブログ見て頂いている方。本当に効果あると思いますか?
はっきり言って、私は無いと思います。あったとしても大きなファクターではないと思います。

では、何故アルコールの提供をここまで制限するのか。それはアルコールの摂取により、会話等の声が大きくなることから飛沫量が増える。飲食時は基本マスクをしていないからだと、主に分科会が考えているからです。
でも普段から声が大きいかたもいます。その方はなら感染リスクが高いといえるでしょうか?本当に飲食が感染の根源だと言えるのでしょうか?

全ては、マスクに絶対的な信頼感を置きすぎていることが問題です。だから、マスクを外すタイミングを見つけ出す。

こんな根拠もない「かもしれない」に多くの飲食関係者は巻き込まれているのです。

 

イベント開催についても、5000人の収容制限を設けています。ですが、これ5月17日までにチケット販売を終えている場合は対象外なんですよね。
つまり、広島東洋カープの試合は今まで通り行います。1万6500人集まります。

でも商業施設は休業です。飲食もです。

私には、この違いがわかりません。人流を減らすことが目的ならばカープの試合は、不要なのでは?と思います。この理不尽は許されるのでしょうか。
私は、広島県民として納得のいく説明を求めます。

この理不尽な条件や、科学的根拠がないことからも、私は緊急事態宣言は不要だと考えます。

3.まとめ

陽性者数の増加は、検査数の増加によるものです。ですが、死亡者数は全く増えておらず、緊急事態とは言えない状況です。

また、検査によって陽性となった場合、隔離生活、田舎だとすぐ誰かばれる。企業も最悪営業停止。あまりにも、リスクがでかすぎます。
検査さえすればという理想を追い求めすぎるばかり、現実に起きる問題を知事は考えるべきです。

私たちは、新型コロナウィルスのために生きているのではありません。

それに、休業命令も簡単に出し過ぎです。経済を止めるということをもう少し理解すべきだと思います。
それによる自殺者数が増えても良いのですか?

もう一度言います。

 

私たちは、新型コロナウィルスのために生きているのではありません。

 

「だと思う」、「きっとそうだ」ではなく、1日でも早く政府には科学的根拠に基づいた対策を考える、過去の検証をしっかりと行って頂きたいと思います。

ウィルスではなく、人が作り上げたこの異常事態から早く解放されることを願っています。

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