新型コロナワクチンの副反応、死亡症例について~続報~

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こんにちは。医療者です。

今回は、以前にブログで紹介し、かなりアクセス数があった
「新型コロナワクチン接種後の副反応、死亡症例について」の続報です。

やはり、多くの方が気になっているという証拠だと思いますし、あれから月日が経ちましたので、再度まとめてみました。

ちなみに私は接種を拒否しました。理由は長期的な評価がないワクチンであり、現在急いで接種するようなリスク群ではないからです。

では、最初に何故このまとめを書こうと思ったかだけ説明しておきます。

前回、今回のブログを含め、これはワクチンは恐ろしいものです!接種してはいけません!を目的として書いていません。

私は、ワクチン接種は絶対に「任意」であるべきだと思います。

接種したい方、接種したくない方、アレルギー等で接種できない方、様々な思いが方がいます。
その個人の思いは尊重されるべきであり、他人がどうこう言う問題でもありません。また、同調圧力も気にすることはありません。

接種するのは貴方の身体です。

だから、伝えたいことがあります。それは、正しい情報です。
接種後、死亡症例や副反応は厚生労働省が報告しています。ですが、死亡症例の殆どが「原因不明」、または「因果関係を認めない」となっています。

薬には必ず、リスク(副反応)とベネフィット(効果)があります。原因不明、認めないとあやふやにせず、小さな確率でも、リスクは提示すべきです。
コロナワクチンについて、事例を踏まえて、接種するしない関係なしに、知識として読んで頂けたらと思います。

※今回のデータ等は、厚生労働省が公表しているデータを元にまとめています。厚生労働省のまとめ時期にそれぞれ誤差がありますが、ご了承ください。

目次

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1.コロナワクチン接種回数と副反応率

厚生労働省の今年5月30日までの報告だと

接種者 13059159人
副反応報告 10658人(0.08%)
重篤報告  1260人(0.01%)
死亡報告  122人(0.00…%)

これが多いか少ないかは、個人の感覚によると思いますが、ちなみにインフルエンザワクチンの副反応の確率は以下です。

2019年10月1日~2020年4月30日の報告

接種者 5649万6152人
副反応報告 333人(0.0006%)

こう比べると、コロナワクチンの副反応率は、インフルエンザワクチンに対して、現在で133倍と言ったとこです。

このように比較すると、コロナワクチンの副反応率は高いということがわかります。

0.08%が本当に高いか、低いかと思うかというところでしょうか。

ただ、まだ長期的な評価ができていない、現在も治験中であることを加味すると、まだ数字は上がる可能性は十分にあると言えます。

 

2.副反応の特徴について

コロナワクチンの副反応について、まとめました。

表1.性別報告件数

 

この表から、圧倒的に女性が多いことがわかります。数にして男性の約7倍
重篤者も約5倍ほど高いですが、死亡者に関しては差がありません。

女性に副反応の報告が多い理由として、化粧品などに含まれているPEGに反応すると言われています。

このことから、副反応、重篤になる方は女性が圧倒的に多いのは間違いないでしょう。

しかし、死亡率でみると男性の方が高く、理由は不明です。

次は、年齢別でみていきたいと思います。

表2.年齢別報告件数

 

この表から、59歳以下から副反応の症例数がかなり増えます。
報告件数だけみると40~49歳がもっとも多く、重篤者数も多いです。

死亡者数としては、歳があがるにつれ増えます。まぁ元々の状態もありますので、一概にワクチンの副反応による死亡とは言い切れない所もありますが。

プチまとめとして

・女性の方が、男性に比べると、圧倒的に副反応の報告件数が多い。しかし、死亡者数に変わりはない。

・若いほど、副反応の報告件数が多いが、ワクチン接種後の死亡者数は高齢者ほど多い。しかし、元々の状態が高齢者は悪い場合があり、全てが全てワクチンによるものとは決めつけがたい。

と言ったところでしょうか。

次は、死亡報告症例について語ります。

 

3.ワクチン接種後の死亡報告症例

ワクチン接種後の死亡報告症例ですが、現在殆どが「因果関係不明」、「関係なし」、「評価中」となっています(6月4日現在)。

とりあえず、厚生労働省の方に集められた死亡報告症例の件数を、独自で簡単にまとめてみました。


表3.死亡報告症例のまとめ

 

くも膜下出血であったり、脳梗塞の報道をよく聞いたり、海外でも血栓の報告が多かったので、脳血管系が一番多いと思ってましたが、一番多い(しかも2位と2倍差)のは「心臓障害」でした。

これは、大動脈解離であったり、心停止など、心臓が原因による死亡となっています。
他にも色々な症例がありますが、心臓障害、脳血管系障害がほとんどを占めています。

死亡者に関しては、65歳以上の高齢者が圧倒的に多いです。ここが評価の難しいポイントとなってます(元々の状態が悪い方が多いため)。

ですが、基礎疾患が無い方も含まれていますので、やはり傾向としてはその二つは、コロナワクチンの重篤な副反応として考えても良いと思います。

最近では、私と同じ臨床工学技士の方が接種後、意味不明な言動後、自殺されていました。精神障害のカテゴリーにまとめられていますが、現在「評価不明」となっています。

国は現在、オリンピック開催に向け、急ピッチでワクチン接種を進めています。これらの死亡報告症例は全てが全てワクチンのせいであるとは言えません。

しかし、どのような症状がおこりやすいのか。その場合どのような基礎疾患がある方が接種するとリスクが高いのか。リスクはリスクとしてしっかり提示すべきです。
それはどのような小さな確率でも、知る権利があります。そして接種する側はそれも理解し、承諾する必要があります。

ワクチンさえ打てば感染しない、ワクチンは最後の希望!として、ワクチン接種こそが正義であるという雰囲気になってますが、美化すると真実というものは見えなくなります。
リスクとベネフィット、双方の理解をして、後悔のない判断をしてください。

4.まとめ

実際に厚生労働省に報告されている事を、まとめてみましたが、いかかでしたでしょうか?

副反応等の確率に関しては、本当に個人の価値観かなと思います。高いと思う方もいれば、そんな確率引く方がレアだと思う方もいるでしょう。
それで接種する人もいれば、接種しない人も出てくる。接種できない方もいます。

ですが、大衆の多くが接種を望み、コロナウィルスの恐怖から、接種しない方への風当たりが強くなることを、私は懸念しています。
数が多い方がどうしても、正しいと思われがちです。しかし、数が多いからそれが正解ということはありません。

接種=善、非接種=悪でもありません。何でも物事に善悪をつけるのはやめましょう。固定概念は、多くの悲劇を生みます。

接種する方、接種しない方、接種できない方、個人で選んだ答えを他人がどうこういう問題ではありません。私が接種するからみんな接種する。接種しない方が接種する方を軽蔑する。
個人の価値観を、相手に押し付けるのはやめましょう。貴方には貴方なりの考えがあり、それは相手も同じなのです。

ただ最後に一言。

しっかり自分で考えてください。周りが接種するからとか、接種を勧められた、強制された。友達が接種しないからしない。
ではなく、今回のリスクとベネフィットを天秤にかけ、自分で答えを出してください。

それが、後悔しない選択になります。

そして自分の選択に自信を持ってください。周りは周りです。
自分の人生、それは貴方が選択してきた答えが人生となります。

ご拝読ありがとうございました。

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