2歳以上の子どもにマスクは必要ないって話

2月 12, 2022

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どうも、医療者です。

記憶にも新しいと思いますが、2月に入り分科会及び、政府は新たなコロナ対策として、「2歳以上にもマスクを」と呼びかけました。

 

理由としては、10代以下の陽性者数が増加していることで、それが高齢者への感染拡大に繋がっていると・・・。
その10代以下が感染を広めないためにという対策として、マスクをつけさせるという対策が上がったのです。

 

これ聞いたと時に、この国には頭がおかしい人しかいないのかと正直思いました。

 

子どもが陽性となり、それが家庭内感染となり、高齢者や親へ感染。その親が医療関係者だと施設にも広がるという考えなのでしょう。

日本全体の感染抑制のためには、子どもへのマスクが本当に必要なのでしょうか。

 

答えは「全くもって、必要ありません」です。

 

むしろ、成長への障害に繋がります
何気なく大人はつけさせていますが、その何気なくで、子どもが本当は苦しんでいたら・・・。

 

知らない方は、知らないことは恥ではないです。知ろうとしないことが恥なのです。

 

なので、反マスクのいうことは・・・とかではなく、子どものためにも見て頂きたい内容です。

以前にも、未就学児へのマスクの影響をブログで紹介しましたが、新たな情報をもとに書いていきたいと思います。
以前のブログを読まれていない方は、そちらも参考にしていただければと思います。

https://iryousya.com/2021/03/31/post-292/

 

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1.そもそも子どもがマスクを装着することによる弊害を知らない方が多い

まずはこれを是非見て頂きたいと思います。以前も紹介しましたが、ロッテリアさんが、小学生以下の子どもをもつ親御さんに、マスク着用による弊害を知っているかのアンケートです。

https://www.lotte.co.jp/info/pdf/20210217074027.pdf

マスクによる不調 マスクシンドロームの実態!

 

忙しいひとのために、内容をまとめますと

 

1.大人でも日常的にマスクをつけると、身体の何かしらの異常を訴える方が33%。
2.マスクを長時間つけることでの弊害を知らない人は、全体の約半数。
3.子どもの半数以上が、16時間以上マスクをつけている。
4.それに対して、危機感を持っていない親は約6割。

 

 

マスクの弊害は、口呼吸であったり、脳の酸素濃度が低下することによって、ボーとする。また、集中力が続かない等あり、これは学力にも影響が出るという結果も出ています。

マスクによる障害を他にも調べたところがあり

 

頭痛(53.3%)、集中力低下(49.5%)、不快感(42.1%)、学習障害(38.0%)、眠気・疲れ(36.5%)が上位を占めました。

また精神面でも以前と比べて、イライラするようになった(60.4%)、快活さが減った(49.3%)、園や学校への登校意欲減少(44.0%)との結果が出たと報告されています。

https://news.livedoor.com/article/detail/21593200/

子どものマスク着用の弊害 脳の酸素不足で学習意欲、登校意欲の低下も

 

マスクの効果は色々な論文が出ています。
ですが、それはあくまでもピシっと密着させてつけるとか、実験のための条件の上です(本当に効果があるならば、国民の98%以上が常につけている状況で過去最多なんて記録するわけないはずですが)。

では、子どもがそんな実験と同じような状況を再現できるでしょうか?

 

答えは、無理でしょう。

子どもへのマスクについては、都医師会理事の小児科医も否定する発言をしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd425c18eabea8b35751576965188dd197ddf9aa

それでも、それでも子どもにマスク、させますか?

 

私は、一切必要ないと思います。

 

2.そのマスクは感染予防のためのか?それとも忖度なのか?

第1章では、マスクの障害を紹介しました。

ただ、世の中子どもにマスクをさせている親御さんよく見かけます。幼稚園などでも必須としている所もあります。
でもそれは、本当に子どもをコロナから守るためのマスクなのでしょうか?

 

ちなみに、前回のブログでも紹介しましたが、そもそも子どもはコロナで重症化、死亡となるケースは極稀です。

コロナウイルスは、子どもにとって脅威なのかって話

 

そのマスクは、忖度マスクではないでしょうか?
周りの子がしているから、周りの施設がしているから、我が子もしないと・・・。
マスクしてないなんて、非常識。ニュースでもまたノーマスクの人がって取り上げられてるし・・・。

 

でも、他人はあなたの幸福など考えていません。
自分のことばかりで、あなたの子どもがどう障害を受けようが気にしてません。

 

あなたにとって、大切なものとは何でしょうか?
自分の子どもではないでしょうか?

 

自分の子どもを守れるのは、親御さんしかいません。

 

それだけは忘れてはいけません。

 

もし、子どもにマスクをさせる時があるのならば。

それは、子どもに症状があり、看病するさい飛沫が直接飛ぶときくらいです。
ですが、その時でも子どもがマスクをしづらいのであれば、無理をさせず、看病する大人がマスクをすればいいのです。

 

つまり、子どもにマスクをさせるのではなく、大人が対策すれば良いだけの話です。

 

子どもが感染予防効果として行うマスクがどれほど意味があるのか。そんなデータはありません。
しかし、マスクの弊害のデータは山ほどでてきます
今回紹介したのは、ほんの極一部です。

 

それに、子どもの方が大人よりも遥かに多くのデータが出てきます。
一度、検索してみてください。有効性より、障害の方がめちゃくちゃ出てきますから・・・。

大人からすればたかがマスク。でも子どもにとっては、たかがではないのです。
それを少しでも知って頂ければと思います。

 

3.まとめ

政府は当初2歳以上へのマスクとしていましたが、世間の反応もあり、2歳という具体的な数字は消しました。
しかし、できる子にはなるべくというマスクをつけさせる目的は変わっていません。
結局、現場に丸投げして責任逃れした感がありますが・・・。

しかし、そのせいもあってか、乳幼児のマスクがかなり売れているようです。

やはり、子どもへのマスクの障害を知らない親御さん、教育関係者の方がまだまだ多いのではないかと思います。

もっと、子どものことを考えてあげてください。

 

そのために、いっぱい調べて学んでください。
子どもを守れるのは、大人だけです。

 

そして、政府も標的を変えるだけの対策をいい加減止めて下さい。

 

子どもへの要請は、事実上の強制です。
その意味をよく理解してください。

 

守りましょう。子どもたちの成長と未来を。

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